暗号資産を日本円に換金する方法

現金化とプリペイドカード化 手数料を大雑把に計算してみた

 前頁の現金化とプリペイドカード化における手数料の計算です。前提としてBSCにあるUSDC1000トークンを用いた現金化・プリペイドカード化した場合を比較します。私はビットポイントを使用しているので、現金化の際はビットポイントでの結果で考えます。尚、計算ミス等の可能性もありますので、あくまで参考までにしてください。

現金化
 現ドル円レート:139.34円/ドル(1000USDC=139340円の価値のはず)
 ルート:BSC→Binanceへ送金 ガス代:0.00023BNB (0.05ドル)
     Binanceでスワップ 1000USDC→0.569ETH
     Binance→ビットポイントへ送金 手数料0.00088ETH(1.55ドル)
     ビットポイントでスワップ 0.56812ETH→138905円
                  (取引所なので手数料0、販売所だと134313円)
     銀行で送金:138905円→138575円(送金手数料330円)
     138575/139340=0.9945 なので0.05%の損失
     手数料のみの合計:0.05ドル+1.55ドル+330円+ビットポイントスワップ分
              =552円+取引所・販売所スワップ分

プリペイドカード化
 ルート:BSC→polygon (Mulchchainブリッジング) 1000USDC→999.1USDC 
                          ガス代0.000163BNB (0.04ドル)
     スワップ 999.1USDC→141348JPYC ガス代 0.045 matic (0.03ドル)
     JPYC社にJPYCを送金(送金手数料:0.045matic以下)
     ※ドル円レートを超えることが多々あります。おそらく日本人が暗号資産を扱う際、
     JPYCを購入している人が多いのではないかと予想。
     合計ガス代0.1ドル(14円)と見積もっても141334円分のプリペイドカード化が可能
     (1万、5万、10万円分のカードと交換なので端数には注意)
     141334/139340=1.0143 なので1.4%お得
     手数料のみの合計:0.9ドル(mulchchain)+0.04ドル+0.03ドル+0.03ドル
              =140円

結論として手数料だけを比較してもプリペイドカード化のほうが安く、また、レート以上の割合でJPYC化が可能なので、よりお得にプリペイドカード化が可能です。

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